1on1面談、流行っていますね。
一生懸命、部下との面談の時間を取り、頑張っている管理職の方が増えているようです。
それ自体はいいのですが、
本当に機能しているのか、振り返ったことはあるでしょうか。
そもそも1on1面談は、メンバーのことを知るために行われるものです。
趣味や人柄、困っていることなどを聴き、
メンバーが本来の力を発揮できるようサポートできる体制を整えることが目的です。
ところが実際は、業務の延長線で仕事の問題解決のために行われていることが多いようです。
また、時間を取っても話すことがなく、互いに困ってしまう。
そんな状況に陥ってしまっている方もいらっしゃる様子。
困りましたね・・・
相手のことを知る面談って、本当はとても難しいのです。
私たちカウンセラーは、何百時間もトレーニングを積んで
クライアントさんと向き合っています。
それくらいトレーニングをして臨まなないと、
相手を知るための聴き方が身につかないどころか、
相手を傷つける面談をしてしまう可能性があるからです。
ですから本当は、ちゃんと聴き方を学んでから1on1をやるべきなのですが、
そういった準備をすることなく「流行っているから」とやってしまっている人、やらせている企業が
ものすごく多いのです。
結果、管理職にもメンバーにも負担がかかっています。
本当のその1on1、必要ですか?
もう一度考えてください。
私は、上司に1on1などやってもらわなくても
ちゃんと仕事できていました。
上司との信頼関係は強固に保たれ、
相談したいときにできていました。
わざわざ時間を取らなくても、何でも話せる関係性は築けるのです。